2006年、25〜34歳の若 手が1年以内に転職した数 は、過去最多となる110万 人の大台に乗った。-これに 追い打ちをかけるレイス。 若手が仮面の下に潜ませる気持ちに 上司が気づかない限り、彼ら彼女らは、 ある日突然姿を消す。次に見るのは、 何気ない居酒屋の風景。そこで本誌は 若手の本音を垣間見た。

wizliでは今後もエグゼクティブのイスをwizliユーザーに適した案件が登場次第随時開催する。会員から上場企業・急成長未上場企業の役員、事業部責任者などのビジネスエグゼクティブが輩出される流れを作り出し、若手ビジネスパーソンの人脈形成の場に止まらず、キャリア形成の部分にも大きく貢献する SNSとして、独自のサービス展開を狙う。

■ 加熱するビジネスSNS業界 日記やメッセージ機能を使用しインターネット上で多く人との交流を持つことのできるSNSは友人間など、プライベートでの コニュニケーションが主な利用目的であった。しかし最近ではビジネスでの人脈作りや情報交換にSNSを利用したいという ビジネスパーソンのニーズの高まりから、ビジネス用途に機能を絞ったビジネスSNSが活況を呈している。

2007年だけでも、niftyの運営する「ビジネススペース」、リクルートの運営する「リクナビCAFE人脈BANK」、アドウェイ スの運営する「Bizzo」、などが次々とオープン。また、世界最大のビジネスSNS「LinkedIn」が日本上陸を発表するなど、 ビジネスSNSは今、非常に注目を集める業界となっている。

「イベント参加の応募はほとんどがネットからになります.ですから、興味のある人がネットで検索したときに、うちのサイトが上位に表示されるようにコンテンツを充実させています」と武田氏が語るように、スポーツワン、特にフットザル関連サイトは充実している。読み物ページから掲示板まで、ロイターから配信されるニュース以外は、ほぼ自主制作。登録会員数は約三Q万人、登録チーム数は約二万チーム。サイト閲覧や掲示板は無料サービスということで、一日のアクセス数は二万件を超える。サイト上で新しい仲間の募集が行われ、そこで誕生したチームが、イベントやリーグに参加登録するケースは頻繁に起きているという。

「職場に違和感や疑問を感じながら も、処遇や環境にある程度満足してい て行動に移さない人が多い」。レイス はその動かない層に「気づき」を与え、 転職市場に引きずり出す。 その市場規模はどれほどなのか。 民間シンクタンクの労働運動総合研 究所によると、年収400万円以上のホ ワイトカラー(管理職を除く)は1013 万人。藤は、このうち600万人ほどが 20〜30代の若手世代と見ている。 「今いる場所がベストかと聞くと、 半数がノーと言う。つまり600万人の うちの半数、300万人に潜在的なミス マッチがあるということです」

●開設半年で会員一万人を突破したビジネスSNS『wizli』
レイスが今年四月に立ち上げた ビジネスSNS『Wizli』が 話題になっている。ビジネスエ リートが集まるコミュニティサイ トである。サイトオープンから半 年もたたないうちに会員は一万人 を超え、国内のビジネスSNSで は一気に最大規模の会員数を誇る サイトに急成長している。『Wi zli』オーブンの目的を総合企 画室課長代理の岡野旅人氏は次の ように話す。

●本誌は見た3
「つながりたい」若手
2月5日月曜日の午後7時すぎ。東 京・新橋の居酒屋に10人余りのグル ープ。「久しぶり」と声を交わす顔見知 りもいれば、乾杯と同時に名刺を交換 する者もいる。 共通点は、富士通の本社とグループ 会社の社員であること、そしてグルー プ社員だけが利用できる社内SNS(ソ ーシャル・ネットワーキング・サービ ス)のユーザーという2点。

■ 上場企業社長が集まるパーティーにユーザー数名を特別招待 このような背景の中で、レイス株式会社(東京都千代田区、社長:藤 修、以下レイス)が運営するビジネスSNS「wizli」 (ウィズリ)はユーザーの多くが25〜35歳の役職者や企業経営者といった若手ハイクラスビジネスパーソンであるという点で 独自性を打ち出している。wizliの特徴はそのユーザー層だけに止まらない。ユーザーへの積極的な機会の提供も特徴的だ。

11月28日には新興上場企業を対象としたIRサイト「社長名鑑」に出演する社長を中心に 23名の上場企業社長が参加した「リーダーズ・パーティー」にwizliユーザー14名を招待。上場企業社長との交流の場を ユーザーに提供した。リーダーズ・パーティーに参加したwizliユーザーからは ・ 「来られた方々の面々を見て、非常に驚いた」(20代・上場企業幹部) ・ 「さまざまな業界の社長に会うことができてよかった」(30代・企業経営者) などの声があがっており、ユーザーからの好評を得る結果となった。 wizliでは今後もユーザーに対し、リーダーズ・パーティーのようなビジネスパーソンにとって魅力的なサービスを提供し、 若手ハイクラスビジネスパーソンの集うビジネスSNSとしての地位確立を狙う。

こうして1日平均50〜60人の「ス カウト侯補者」を新規で開拓。継続的 な面談も含めれば、1日に120〜130 人ほどの若手と、冒頭のようにホテル のラウンジなどで面談を行っていると いう。わずか社員数150人の会社が、 年間延べ3万回以上もの接触を繰り返 している計算だ.

だからこそレイスのスカウティング 担当は朝も夜も休日もフル稼働で"狩 ザに行く。そして、耳元でささやく のだ。「や万たいこと、やれてますか。 環堵に満足していますか。白分のキャ リアを見つめ直してください」と。 優秀な若手を次々と呼び出し、揺さ ぶるレイス。若手の心境が移ろう様子 を、もう1つの現場に見た。